第6回 外国語活動Ⅰ 授業リフレクション

第6回 外国語活動Ⅰ リフレクション

①前回のリフレクションの振り返りでは、先生が子どもたちの英語認識の仕方について、意味を先に学ぶため、必要に応じて文法などの指導をするという話を聞いて、改めてこれまでの英語の指導の認識とは180度違うものなのだと思った。実際に桃山小の授業実践でも文法を意識しなくても、子どもたちが英語で簡単なプレゼンをすることができていたところがとてもすごいと思った。同時に、文法の学習をしなくても現在形と過去形が使い分けられていたり、so, but, becauseなどの接続詞を用いて話ができるほどに、その時々の学習だけでなく普段から英語を聞いたり、実際に話したりする機会を多く取り入れてきたのだろうと思った。先生も話していたような、単元や学年での学習の全体を見通して1時間ごとの授業を考えることや、small talk などを用いて日常的にスパイラルな学習を取り入れていくことが、今後大事になってくるのだと思った。

デジタル教材の紹介で出てきたwatch and thinkでは、少し難しい単語や表現があっても前後の文脈や知っている単語から推測して自分なりに意味を考えることが大切だということだった。私は英語が好きだったので、ALTの話などで少し理解が難しかったとしても、自分なりに意味を考えることが自然とできたように思えるが、中学校で英語が苦手な友達は、少しでもわからないところが出てくると「もう意味が分からない」とそれ以降話を聞くことすらしなくなる人もいた。小学校の頃から、このような少し難しい単語や表現を既有知識を使って推測する練習をし、わからなくてもまずは聞いてみる、理解しようとするという姿勢を身につけることは大切だと思った。

 

②今回の講義では、前回のリフレクションの振り返りで「文法をどう指導するのか」という疑問が複数あり、小学校段階では文法ではなく、英語の意味を中心に慣れ親しんでいくということがわかった。そして、小学校で言語活動が充実しているということは、音に慣れることでたくさんの英語を全般的に捉えるためだと思った。また、「スパイラルな学習」ということで、児童が直接繰り返し学習するだけではなく、HTやALTなどの指導者が既習のフレーズを繰り返すこともスパイラル学習になるということがわかり、small talkなどでもそのような工夫・意識が必要だということがわかった。

公開授業のビデオでは、ALTのsmall talkと児童のプレゼンテーションの2つを見たが、ALTが話の途中で児童に質問を投げかけたりしてただ話を聞くという雰囲気ではなく、児童の理解が追いついているかなどを確認しながら話をしていると感じたし、ジェスチャーなどを補足に活用していて聞きやすい工夫がされていると思った。また、それは児童のプレゼンテーションの際にも同様にみることができ、ALTが普段から相手に聞き返したり、ジェスチャーを取り入れて授業をしているのかなと思った。

『We can!』のデジタル教材を初めて見たが、あらゆる工夫がされていて授業が楽にできるように感じたが、教材と一緒で内容がたくさんありすぎて、それを上手く活用する力が必要であると感じたしデジタル教材ばかりを意識してしまうと、せっかく生身の教員が2人(HT/ALT)もいるのに、児童の視線が黒板ばかりに向かってしまうかもしれないと思うと活動にメリハリをつけてデジタル教材の活用をしないといけないと思った

 

④今回の講義ではある小学校の外国語の授業の様子をみて、そのあり方について話し合った。大城先生のみせてくださった授業の映像では、子どもたちがとても積極的に授業に臨んでいて驚いた。特に一人の男子児童は、あるテーマについて英語を用いて他者に説明していたが、その活動の中で英語を上手に使うことができていた。

この授業のなかで、子どもたちは文法についてはあまり学習をしていないというが、それにも関わらず、彼らは文法を学んだ私たちに対しても理解できる文章で、その内容を伝えきれていた。それは文法からでなく、英語を用いることを通して文の意味を理解する学習を行っていたためであった。以前にもこの講義の中で文法の学習についての話題は出たが、やはり小学校の外国語・外国語活動においては文法の学習よりも実際に英語にふれ、それを使うことに慣れる活動を多く取り入れるべきだということを、実際の授業のなかの子どもたちの様子を目にすることで再び理解することができた

これまでに外国語活動及び外国語の授業をたくさん見てきたわけではないが、ここまで子どもたちが思うように英語を使っている姿をみたことがなかったので、今回の講義ではそれがとても新鮮に感じられた。そして、自分が教員となったときにそれくらい子どもたちが英語を通じたコミュニケーションができる力をつけさせてあげたいと思った。

⑤今回の授業で印象に残ったのは、「文法よりも意味が先にくる」ということです。確かに、日本語で会話をするとき、私たちは文法での間違いがあっても相手に伝わるので、文法の違いなどは気にせずに会話をします。しかし、外国語で会話をするとなると、文法が間違っていないかどうか、という点に意識が行きがちなように思えます。実際、私の場合、バイト先に外国人(母語が英語というわけでは無さそうだが、会話は英語で行う人も含めて)が来て、英語で会話をする機会がよくありますが、翻訳機能のついているタブレットや携帯を使わずに対応できるのは、小学校で習うレベルの会話ばかりです。それ以上になると、「文法上の間違いがあるのではないか」「伝わらないのではないか」と気になってしまい、すぐに翻訳機能を使用してしまいます。文法上の間違いはないだろうと思えないと会話ができないのは、意味(内容)よりも文法(外形)に重きを置いて考えてしまっているからなのだろうと今回の話を聞いていて考えました。これは、今までの授業が文法に重点を置いて行われていたことや、普段から使わない外国語であるが故に、文法を間違えた途端、意味のまったく通らないことばになってしまわないかという不安だということなどが原因としてあるのだろうと思います。そのように考えると、やはり、これから行う外国語活動・外国語の授業では、文法ではなく、伝える内容に重点を置いた授業を展開することが求められるでしょう。もしかしたら、時には手本となる教師が、あえて文法を間違えたり単語を繋げたりしても会話が成り立つ場面を示す必要もあるのかと考えました(しかし、やはり学校教育ではそのようなことはすべきではないのでしょうか)。ことばの学習は不確かな部分があり、常にこのような課題を抱えると思うので、どうすべきか考え続けることが必要なのだと思いました

 

⑥まず、前回のリフレクションを読んでの話し合いでは、数人のリフレクションにあった、“文法を知らない子ども達にどう認識させればよいか、どう指導したらよいかわからない”という点について、大城先生から話がありました。これまで、文法を中心に授業で習ってきたが、大城先生からの話を聞いて、確かに、単語がわからないのに文法教わっても子どもの負担が大きくなるだけだなと思いました。現在形や過去形等、言葉の意味を先に頭に入れ、十分に慣れさせることで、そこから生まれる疑問や発見が子ども達から出てきて、これまでの文法をただ教えるという授業から大きく変わっていくのかなと思いました。
次に、テキストの第5章を読んでの話では、これからはスパイラルな学習が必須になってくるということで、こちらもこれまでの、中間テストが終わったらそのLessonはもうやらない、といった授業の形から、もう終わったLessonも見返しながらの授業の形に変わり、今までは大きくても1つの単元のみを見通しての授業だったのが、年間を通して、さらには学年を通じての見通しが必要になってくるので、外国語活動は、今まで受けてきた外国語や英語のような授業でない上に、見通しもかなり広くしていかなければならないし、その他ALT等ことも含めて難しそうだという印象を強く受けました。

⑩今回の授業の映像は衝撃的だった。男の子がグループに話している英語は、スラスラと出てきており、発音も小学生とは思えない様子であった。文自体は、簡単な単語で構成されていたが、それだからこそグループの皆に伝わっていた感じだった。グループ内でも、相槌を打つ声が英語で出てきていたりしていたことから分かる。授業内でも言ったが、文のまま吸収しているからこそ繋がる音の発音だったりローマ字のまま読んではいけないところが把握できていたりするのではないかと思う。加えて、「自分の言いたいことを一度日本語で考えて英語に直す。」のではなく「自分の言いたいことを英語で。」というかたちが、相手に伝わる英語であり、コミュニケーションの英語になっているのではと考えた。
もう一つの映像で、ALTが非常にゆっくり話している英語について話したときに思い出したことがある。私が受けてきた英語の授業では、①通常の速さ(ゆっくりめ)で英語を話す②非常にゆっくり話す③日本語を交えて言う という流れがあったことである。(EX:①It is a longtime.②It is a LOOONGTIME.③ながーい間ね。)それは、わたしからすると英語も耳に残るし日本語の説明があるから意味も理解できるという点で、良かったが、この手法はどうなのか他の人の意見も聞いてみたいと思った