第8回 外国語活動Ⅰ 授業リフレクション

第8回 外国語活動Ⅰ リフレクション

①今回の講義では、前回の授業観察の振り返りとテキストの6・7章についての話をした。授業観察の振り返りでは、他教科と内容を関連させることができていたのが担任だからこそできたことだという意見や児童のコミュニケーション力の高さに驚かされたという感想、「コミュニケーションのための英語」を学ぶ授業になっていたという意見も出ていて、どれもとても共感できるものばかりだった。特に、子どもたちのコミュニケーション力の高さは、先生に映像を見せていただいた福岡の小学校と比較してもレベルが高いと感じたし、私が実習で配属になった同じ附属小の5年生のクラスとも全然違うように感じられたので、これまでの積み重ねがしっかりとされていたり、先生が普段から「英語でのコミュニケーション」を重視していることなどが考えられるのではないかと思った。

テキストの内容についての話では、英語を学習し始めたばかりの小学生に英語で授業をするときに、活動などの場面で、どこまで英語を使わせるのか、どこから日本語を制限?しても良いのかという話があがった。先生は、コミュニケーションをメインで考えた時にそこに支障をきたさない範囲で英語に触れさせることがポイントだと話していたので、実習で授業をするときには、クラスの児童の実態を把握してから考えていく必要があると思った。他のグループの意見では、子どもが興味関心のある題材を選ぶことや、伝えたいという目的意識があるからこその話す・書く技能の向上につながるのではないかという意見が出ていて、納得だった。ただ教科書にあるからやるのではなくて、それをやることが子どもたちにとってどんな意味を持つのかということについても考えていく必要があると思った。

 

④今日は「言語材料と4技能の指導」と「教材研究①」の範囲を読んで、話し合いを行った。全体の話し合いのなかでも出た話題だが、ペアの話し合いで私は、話すことの指導における「カタカナ表記はできるだけ使用しないようにする。」という記述に疑問を感じた。

私がこのように疑問をもったのは、学習指導要領の外国語活動「5 指導計画の作成と内容の取扱い」のなかにある「文字については、児童の学習負担に配慮しつつ、音声によるコミュニケーションを補助するものとして取り扱う。」という記述を受けて、「文字」とはカタカナの表記のことを指しているとこれまで考えていたためであった。しかし、今回読んだテキストの内容と照らし合わせることで、その「文字」とは英語で表記されたものを指しているということが理解できた。

第3学年及び第4学年の外国語活動は「聞くこと」と「話すこと[やり取り]」、「話すこと[発表]」の三つの領域におけるコミュニケーションが学習内容となっている。それにも関わらず英語で表記された文字を取り扱うことは、児童に過重な学習負担となってしまのではないかと、初めは少し不安に思った。英語はカタカナで書き表すことができ、その方が児童は読みやすいように感じるとも考えていた。

しかし、英語を用いたコミュニケーションは強勢やアクセントの位置を間違えれば、意味が通じなくなってしまう。私の考えていたように、外国語活動における文字の表記がカタカナに終始していては、その強勢やアクセントの位置について意識することができなくなってしまうだろう。それを防ぐためにも英語の文字を用いて示すことが重要なのだという説明を聞き、とても納得することができた。

 

⑤今回の授業では、英語の4技能の指導のポイントや教材について学びました。今回の講義を通して一番感じたことは、私は、英語という言語に対する基礎的な知識が多く不足しているということです。今回出てきた等時性のリズムについてなど、指導者側が知っているのと知っていないのとでは、学習者である子どもたちが身につける英語の力の質は大きく変化することはたくさんあると思います。教えるときには、「日常会話の意味が分かる」「日常会話を話すことができる」程度の理解では不十分で、音声学や文法学など、もっと英語という言語を話すことを支えている根幹の部分を理解する必要があると実感しました。

また、英語自体についてだけでなく、英語指導において頻繁に出てくる用語などに対する知識も多く不足していると思いました。今回出てきたライムと、以前から出てくるチャンツと、シングと、それぞれの意味を調べてみたりしましたが、未だにうまく区別がついていません。しかし、実際に指導するときには、これらの区別を指導者は明確に行い、目的に応じて取り入れる必要があるのだろうと思うのですが、今のまま、外国語(英語)の指導にあたると、目的がぶれた活動を行ってしまいそうです。

もし可能であれば、今後の授業の中でこのような英語の言語的な部分においての基礎や、指導法の基礎となる部分について更に学べたら嬉しいです。

 

⑧今回の講義は、前回参観した山中先生の授業の映像を見たり感想や気付いたことを発表したりした。また、テキストの6章と7章を読んで意見を交換した。

山中先生の授業の感想では、子どもたちの英語に対する気付きや反応する力が非常に高いことに驚いたという意見が多く、具体的には、会話音声を聞いて “beautiful mountains” の “s” に気付き、その “s” が複数を表すこともちゃんと理解している様子だった点だ。1年生の頃から英語に触れ、授業で学んできたからこそのものだと感じた。また、複数形の “s”を理解しているというところでは、“children” や “men” などの単語が出た場合の子どもの気づき方や反応に注目が必要とのことだった。ネイティブの子どもでも間違えるところだと聞くので、気付かせることにしっかり注意しながら指導しなくてはいけないと思う。その他には、Story Timeで音声を聞きながら指で追う際に、音声とずれてしまっている児童が見られたという話があり、字を読むことは特に個人差が大きいところであるようにと感じた。細かく机間指導を行い苦手な子どもにしっかりサポートできるようにしたいと思う。

テキストの6章の話すことのポイントで「カタカナ表記はできるだけ使用しないようにする」とあり、日本語化している英語と本来の英語は発音やアクセントが異なることに留意しなければいけず、そのために歌を使う指導法も効果的であることを学んだ。また、4技能全てに共通して言えるのが、「児童が興味・関心のある題材を選ぶ」という点で、賢先生のバースデーカードのお話のように、子どもたちが読みたい、話したいと思うような活動に繋げる工夫をしなくてはいけないなと思った。

 

⑩今回の講義では、発音よりもアクセントがネイティブにとっては重要であるということが分かった。確かに、外国の人と話しているとき、単語だけでも何とか通じたりするのは、発音よりも聞こえ方を重視しているからであると考えられる。講義の中で、マクドナルドやマリリンモンローのアクセントの話が出たが、私もここ半年程、居酒屋でアルバイトするようになって外国人のお客さんに接客する際にスムーズにいかないことがあるのを思い出した。最近では、desertと言われたが、リゾットと聞こえて聞き返したことがある。デザートと理解するまでに時間がかかった。特に日本語英語にはネイティブのアクセントを付けることが難しいと感じるため、このような場面があったと思う。発音よりもアクセントが重要だと知って、まずは塾のアルバイトをしている中で意識して英語の授業を持って、児童生徒の注意が無意識にそこにむいているという状況を作ることができたら望ましい形だと思う。