10月18日 授業リフレクション

10月18日

授業リフレクション

①今日の講義では、附属小の5年生の授業VTRを見て意見交流をした。6年生と比べると語彙も少なく、授業が難しそうだという話も挙がったが、中でも印象に残ったことは「児童の発話に出てくる表現は、普段の授業から繰り返し使って慣れ親しんだ表現だからだと考えられるため、新出の表現等は何度も繰り返し使い、定着させる必要があるのではないか」という指摘だった。私自身実習で、新出の表現を扱った際、前時でも少しさわっていた内容だったため、3回ほどの発音練習で活動に移ろうと思っていたが、思っていた以上に反応が悪かったということがあった。しかし、活動の切り替わりごとに確認し、活動の中でも繰り返し声に出して練習することで、スムーズに言えるようになり、少しずつ児童の反応が良くなっていった。これから模擬授業をしていく中でも、繰り返して慣れ親しませることを意識していきたいと思った。また賢先生の、テキストの質問や内容が、頻度の副詞を教えるうえで、あまり適していないというお話も、実習で授業を作りながら感じていた難しさだったので、テキストだけに頼りすぎず、扱う内容や活動も吟味する必要があると感じた。MM

②今まで、外国語科の授業を見ることはほとんど無かったため、気づいたことが多かった。授業の内容・構成についてではなく、「外国語科」の授業に対して思ったことを述べていく。前回山中隆行先生の授業を見たときにも感じたが、外国語科の授業では、様々な活動をルーティーン化させることが重要だと感じた。「always」「usually」「sometimes」「never」の意味を授業の最初で確認しても、児童からなかなか単語が出てこないという場面が今回見られた。授業を見ている側としては、「使い慣れていない感」をものすごく感じた。山中隆之先生もおっしゃっていたが、最初のうちに単語を何度も何度も取り上げ、くり返し使うことで子どもたちのものになっていくと思う。最初の挨拶をはじめ、一年間の活動の中で共通して使える表現などは、毎回の授業で何度も何度も取り扱っていきたい。

また、児童の英語を使った活動を見ていて、小学生が英語で会話するということが非常に難しいということがわかった。言いたいことはたくさんあるのに、それを表す英語がわからないという場面が数多くあったように見えた。語彙が少ない小学生でも、活発に英語を使う活動を展開することを目指していきたい。TY

③今回の講義で一番重要だと感じたのは、教師自身が教材を研究する必要だということだ。今回、ビデオで見た授業では「頻度」を表す単語を定着することが目的であったが、内容では、「頻度」よりも「時間」に焦点が集まったという反省があった。そのため、教師自身が教える内容を明確にし、用いる教材が適切かどうか、どのような活動が望ましいのかということを吟味する必要があるとわかった。教科書を無批判に受け入れるのではなく、創造的に授業を作ることが重要だと感じた。また、発達の段階を踏まえた授業を行うことが必要だと感じた。先週見た授業では、6年生で今回と同じ内容でスムーズに進んでいるように見えたが、今回の5年生だと語句の意味がわかっていなさそうに見えたり、教師の発言の意図が伝わっていないように見えた。子どもがどの程度の能力で、どのような難易度がふさわしいのかなど、子どもの実態を的確に把握することが授業づくりの重要なポイントになると感じた。AH

〇5年生外国語の授業をみての感想

気になったこととして、

・めあてはCan Doなのか、Goalなのかがわからなかった。

・グループ活動やペアとの活動の時間を「何分やるよ」など示していなかった。

・導入の軽い児童とのやりとりが少ないように感じた。意欲づくりのためには、先生同士ばかり話すのではなく、児童も巻き込んだ導入がいいのではないかと思った。

・教科書のページをさかのぼり、起きる以外にも、学校に来るなど自分たちで他の英語を使おうとしている姿が見られた。

・「難しかった表現あった?」とよしの先生が何度も尋ねていたが、難しい表現は発音できないので、児童が言えなかったのも仕方ないように思えた。写真ごとに英単語の確認を行って,二回目のリスニングを行うと効果的に頻度の単語を意識できたのではないかと思えた。

〇6年生の授業と比べて思ったこと

・ショートトークの際に、朝何時に起きたのみだった。そこからもう一つ質問に踏み込んだり、教師が問いかけたりすると児童もまねをして、ペア活動の時にももっと意欲的にできたのではないかと考える。例:何時に起きたの?  5時です。  早起きして何をしているの?  ピアノです。上のように、6年生の場合は、そこで児童の意外な一面を発見でき、そこからみんな自分の起きる時間や寝る時間を聞いてほしいというのがみられたから。

・5年生の内容だからと6年生では教科書を使わず、耳で聞き取ることを重視していた。5年生は線を引くために教科書を使っていたが、あれだと、Alwaysに線をひく。見つけて線をひいて終わりという活動になっていたように思え、Alwaysの意味などを理解していたか疑問に思えた。TY

⑤今日の講義では、5年1組の「What time do you get up?」の授業を分析し、小学校における外国語活動の実際をみることができた。5年生であれだけの英単語を使っていて外国語教育のレベルは確実に高まっていると考える。Dairy questionは日頃から徹底して取り組まれているので子どもたちもすらすらと答えることができていた。また、必要と思われる講義では学生同士のディスカッションや先生からのコメントを通して、教材の内容や教材の指導の方法について児童にとって難易度が高すぎるということが共通して挙げられた。このトピックに対する私の考えとして、教材のレベルはそこまで厳しいものではないと考える。賢先生からもあったように「時間を問うこと」と「頻度を問うこと」は最初のうちでそれぞれを理解させることが必要であり、段階をふまえずに一緒に教えてしまうと、子どもは混乱してしまうだろう。つまり、教科書に載っている教材を「どのように教えるか」という点で少々課題があると思われる。授業全体を通して、子どもが教師からの指示ややりとりを理解できていない印象を受けた。起きる時間・寝る時間を聞き合うデモンストレーションの際は、時間を表す言葉の理解が不十分な児童へ配慮して「針を動かせる時計」の具体物を用いれば、より伝わりやすくなると考える。また、授業の中では前に座っている児童が教師に向かって発言をしている場面があった。児童に発言させる際も聞き手に向かって発表させることで、聞き手は話し手の口元をみながら聞くことができる。この「口元がみえる」ということは相手の伝えたいことを理解する上で必要な材料である。また、教科書を用いて頻度を表す言葉の練習の際、すぐに作業をさせるのではなく登場人物は誰、誰から誰に尋ねている場面なのかを事前に説明してから行う必要がある。なぜなら、教科書は文字や絵から入ってくる情報の量が多いため、教科書を見る、リスニングをする、線を引く、の活動が一度に行われ、ここでも児童は混乱するからである。教師は「ここでは何をさせるのか」をはっきりと決めて、指示をひとつひとつ丁寧に出すことが重要である。これは外国語科だけでなく、他の教科についても同じ事がいえる。今日の授業分析をふまえて自分の授業づくりの参考にしたい。SK