Posted in 日々の想い

英語授業マイスター発掘プロジェクト

2019年1月26日 - 6:24 PM

沖縄県には県教委が主管する「英語教育小中高大連携委員会」というものがあります。この委員会の活動の一つは「英語授業マイスター発掘プロジェクト」です。これは,県内の小・中・高等学校で素晴らしい授業を行っている先生方を発掘し表彰するというものです。私もこのプロジェクトに関わっています。
今日は小中高大連携シンポジウムに先立ち平成30年度のマイスター表彰式が琉球大学で行われました。受賞の挨拶を聞いていると,どの先生も,英語教師という前に,教師としての魅力を感じさせてくれました。共通しているのは児童生徒に対する「思い」が強いということです。受賞者の先生方からは「この生徒たちを,他の先生方にも見てもらいたいという気持ちでマイスターへ応募しました・・・」「生徒のポテンシャルを信じることが授業改善には必要です・・・」「生徒の自己肯定感を大切にしたいという思いで授業を行っています・・・」などの言葉がありました。私は,このような先生方の教室では「間違えても大丈夫,もっと英語を話してみよう」という児童生徒は増えてくるものと確信しました。
今日は,ある受賞者の所属校の校長先生も参加していました。自分のことのように喜んでいました。校長先生が背中を押してくれたからこそ,先生方も応募する気になったと思います。児童・生徒が素晴らしい英語教師によって育つように,教員もまた素晴らしい管理職の先生方によって育っていくのかもしれません。受賞者のみなさま,おめでとうございました!

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