指導案の形式はどうしたらよいのでしょうか?

学習指導案の形式は?

学習指導案は「絶対この形式でなければならない!」というものはありません。例えば,ティームティーチングの場合と単独で指導する場合とを考えてみても,形式を少し変えるだけで書きやすくなる場合があるでしょう。そんな時は形式にとらわれず書きやすいように書けばよいのです。

「学習活動」は左側に,「教師の支援・援助」は右側にと主張したりする先生も時々いますが,基本的にはどちらでもかまいません。指導案を作成する教師(実習生)の考え方を基本にして形式を決めればよいことです。

もちろん指導案が備えておくべき必須事項はあります。単元名,単元設定の理由(教材観,指導観,生徒観),単元の目標,指導計画,本時の目標,本時の展開(指導過程,学習活動,留意点),評価などは絶対に必要でしょう。しかし,それをどのような形式で書くのかは書く人の自由です。

また,「略案」で書くべきとか「細案」でかくべきかの決まりはありません。附属中学校での実習の場合は,教科教育法Bの中で,附属中学校の先生に講義に来ていただき,附属中学校が求める指導案について指導していただきました。その指導案は,中頭教育事務所から示されたもので,広く公立学校の指導案として使用されているものです。そして,特に実習生には授業を細かくイメージしてもらうために「細案」を要求しております。ベテランになると「略案」でもかまいませんが,始めは「細案」で書いたほうが良いと思います。また,授業後の反省会においても細案のほうが授業を再現しやすく,仮に授業を見なかった人でも,指導案をみれば,その授業をイメージすることも可能です。

指導案については『教育実習生のための学習指導案作成教本:英語科』(教育実習を考える会編,蒼丘書林)など参考にして下さい。